平成26年度文化庁『文化芸術による子供の育成事業』について(実績)
文化庁『文化芸術による子供の育成事業』では、観劇前にワークショップを行います。実際に出演する俳優、演出家、パントマイミストによる「子どもたちの目線に立った、プロによるワークショップ」
が体験できます。
◆事前ワークショップで行うこと | ||
@身体を動かす。 楽しみながら身体を動かすことで、ワークショップを行う側と児童生徒さん、児童生徒さん同士の心の距離をグンと近づけます。 また、ストレッチやウォーミングアップを一緒に行い、一体感をつくります。 A学び、演じる。 脚本・演出家より、写真やパネルを使いながら作品の時代背景や演出意図を解りやすく説明します。 また、児童生徒さんたちに短いシーンを使って演技指導を行い、演じることの楽しさを体感いただけます。 受身のワークショップでなく、自分で感じ・考え・動くワークショップです。 Bパントマイムをやってみる。 「壁」を表現するパントマイムに始まり、「ロボットの動き」「全員で波の表現」などを練習します。 パントマイミストTENSHOWが言葉を使用せずパネルのみで司会者と掛け合ったり、 演出家の補足で楽しく児童生徒さんが参加できる形式を取ります。 見えないものを表現する新しい体験を得られるワークショップです。 C歌ってみる 「ノートルダム物語」のテーマ曲である歌を劇団員の指導のもとに一緒に歌います。 (事前にCD・楽譜・歌詞カードを学校側にお渡しします。 可能な学校では音楽の時間等で練習していただきます) |
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◆ワークショップを行うことによっての成果 | ||
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■児童生徒間の一体感を生みます。 ワークショップで一緒に身体を動かしながら、一つの表現(パントマイムの“波”など)を完成させていくことで 児童生徒さん達の間の一体感が高まります。 ■ストーリーに入りやすい。 時代背景やおおまかな設定を知っていることで、すんなりと劇のストーリーに入れます。 また、ワークショップ後の再会によって心の距離も更に近まり、観劇への集中力がアップします。 ■一緒に“できる”を喜びあう 前もって「ノートルダム物語」のテーマ曲を練習していることで、お芝居を観ながら一緒に歌うことができます。 一緒に舞台をつくりあげている喜びを実感していただけます。 |
この他にも、実際に衣装を着て舞台に出演できる「児童・生徒参加」もございます。
一緒にお芝居を創り上げていく一体感を感じることができる・・・・
それが芸術鑑賞作品「ノートルダム物語」です。