インプロショー 中~高校生向け
学校公演(芸術鑑賞事業)として『インプロショー』に興味を持っていただき、ありがとうございます。このページでは「公演までの流れ」をまとめております。是非ご参考の上、公演をご検討ください。
「インプロ」とは!!??
インプロとは「Improvisation/インプロビゼーション」の略で、日本では「即興劇」と訳され、古くより俳優のトレーニング方法の一つとして使われてきました。
基本の流れとしては『ひとつの言葉から生まれるお互いのアイデアを受け入れながらストーリーを紡いで
いく』ところにあります。そこには「創造性」「他者受容」「ポジティブシンキング」という様々な要素
があります。感性を養い、瞬時の対応力やコミュニケーション能力を高める手法として、教育機関やビジ
ネスの現場でも取り入れられ始めています。
何故、現代に「インプロ」が必要とされているのか?。
現代社会が抱える問題としてコミュニケーション能力の低下が挙げられます。各世代の会話が減ったことやプライベートを重視するあまり、隣近所との対話が無くなってしまった
ことと、メールやSNSといったネット社会における文字だけのコミュニケーションが主流となり、
実際に面と向かっての会話苦手だという若者が増えていたことも起因します。
しかし、実社会において顔を合わせて会話が不得手だから会話は拒否するということは出来ません。
「どうしたらコミュニケーション能力を上げるキッカケがつくれるだろう・・・」
そんな中、注目され始めているのが『インプロ』です。
必要とされる コミュニケーション能力 |
何が飛び出すか分からない、想像力&創造力のエンターテインメントショー!
インプロ(即興劇)では、お客様からいただいた言葉(声)を基にお芝居を創り上げていきます。一緒に舞台を創り上げていく参加型の芸術鑑賞のお芝居です。また、効果音や音楽も即興で対応。
脚本のない舞台を支えるのは、2011年よりインプロ(即興劇)を通して培ってきた俳優力です。
笑い・驚き、時にはホロリとくるような、一度しか味わえないエンターテインメントショーをぜひお楽しみ
ください。
『インプロショー』ステージ構成。
インプロ(即興劇)+ミュージシャンによるライブをベースに、主催者様のスタイルに合わせ全体の内容を創っていきます。『インプロショー』は観劇者参加型の「ドキュメントショー」です。
■インプロショー(ダイジェスト) | |
演 目/ペーパーズ | ||||||||||
お客様に事前に書いていただいた言葉を無作為に引き当て、その言葉を基に物語りを展開していきます。 インプロ(即興劇)を最も理解・体感できる演目です。 自分が書いた紙が読まれるかも・・・というドキドキや、喜びを楽しめます。
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演 目/感情チェンジ | ||||||||||
「喜び」「怒り」「哀しみ」「熱血」など、様々な感情が書かれたカードを無作為に引き、書かれた感情のままにお芝居を進めます。
心が変化する瞬間を分かりやすくご覧いただけます。
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演 目/恋人は誰だ?! | ||||||||||
一人の役者を情報隔離した中で、「誰」が恋人で、「何処」で出会い、「何」をプレゼントしたのかを
お客様と一緒に決めます。情報を知らない役者を舞台に戻し、周りの出演者の芝居や生徒さんのリアクションでヒントを出しながら、一緒に答えを導きます。 お客様と役者の協力体験が一番実感しやすい演目です。
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演 目/スタイルリプレイ | ||||||||||
ペーパーズ同様に引き当てたカードでお芝居の基本を創ります。その後、生徒さんに選んでいただいた
様々なシチュエーション(青春ドラマ・サスペンス・時代劇など)で演じ分けます。 一つのお芝居が演出次第で変わる様が堪能できます。
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演 目/Yourストーリー | ||||||||||
一人のお客様より現在一番会いたい人・その人との思い出などの話を聞き、物語を創っていきます。 オリジナルの、その瞬間にしか体感できないストーリーが誕生します。
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体育館での公演の場合の舞台設置、生徒さんの着席に関して
後ろからでもよく観えるように、基本は床に座っていただいての観劇になります。(式典等との合同で行うために、椅子に座っての観劇を希望する場合はご相談ください)
「インプロショー」概要 | |
上演時間 | 1時間30分(休憩なし) ※上記の時間にカーテンコール(10分程度)は含まれて おりません。 ※生徒参加がある場合、上演時間が多少長くなることが ございます。ご了承ください。 |
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出演者数 | キャスト/4~5名 演奏/1名 スタッフ/2名 |
上演会場 | 体育館 及び ホール |
設営時間 | 体育館/4時間 ホール/4時間30分 |
撤去時間 | 30分(体育館、ホールともに) |