「生きろ!~十五少年漂流記より~」 中~高校生向け
7人の少年少女が乗り込む舟が動く
自然体験学習で海辺のキャンプ施設に集まった男女7人。彼らが乗った船が波に浚われさらわれ、大海原へ流されていくシーンでは舞台に 舟が登場し、臨場感あふれる演出をお楽しみいただけます。
※体育館での公演の場合、花道をつくり、生徒さんの中を 舟が進む演出も可能です。 (体育館ステージに向かいT字型の舞台イメージです) ただし、体育館の大きさや生徒さんの人数によっては、 舟が花道を進む演出が出来ない場合もございます。 海賊(?)も登場!? |
劇中歌は全てオリジナル!心に響く様々な楽曲が舞台を彩る。
お芝居に華を添える劇中歌は、力強いメッセージを伝える「生きろ!」のテーマ曲の他、 歌唱の美しさを感じさせる曲や激しいロックチューン等バラエティーに富んでいます。 音楽の良さもこの作品のポイントの1つです。
楽曲はこのお芝居でなければ聴くことが出来ない オリジナルばかり。 覚えやすく、お芝居を観終わった後も、思わず口 ずさみたくなる曲が多いのも特長です。 |
激しいアクションや華やかな衣装に舞台演劇の素晴らしさを実感。
海賊達と主人公7人が繰り広げる激しいアクションシーンでは、 コミカルさも絡めつつ、殺陣のハラハラ・ドキドキ感も存分に堪能できます。また、海賊達や不思議な鳥ファンタの華やかな衣装にも注目です。
現代の「いじめ」に触れ、さらに「友情」のあり方を考える。
ネット社会におかれた子ども達の「いじめ」の現状をありのままに描いています。 また、学校や親といった括りのない世界(無人島)で、ぶつかり合いながら 素のままの「友情」に目覚めていく姿は、多くの生徒さん達に共感を与え、 「本当の友情ってなんだろう?」と問いかけます。
進路問題、学校やネットでの立ち位置、歴史観など 主人公達が抱えている様々な問題は、大人でも考え させられる内容です。 |
戦争と平和について問いかける。
主人公たちの中には、日本人・アメリカ人・中国人が存在します。かつて戦争で 戦った敵同士であったり、暗い歴史を抱えた国同士の人物が、互いに助け合い、 認め合う姿が描かれています。また、島民であるスルギは、一番多感な時期を戦争で失った元日本兵であり、 戦争の罪深さや現在の平和のありかたを考えるキッカケにつながります。
観るだけでなく、舞台を体感できる生徒参加も可能。
お芝居を観るだけでなく、生徒さんや先生が最高8人まで参加できます。 印象深い芸術鑑賞を学校と劇団が一緒になって創り上げることが可能出来る体験型の芸術鑑賞作品です。《舞台参加/内訳》
●ワルストン一味のクルー役・・・・・(男女・年齢不問)
※歌ってもらうシーンもございます。(事前に、CD・楽譜を郵送いたします)
・ワルストンたちと一緒にお宝があると言われる島の地図を眺め話しているシーン。
・ワルストン一味が船の甲板で「宝の島を見つけた!」と盛り上がっているシーン。
ここで「リベンジ」という歌が流れるので、一緒に歌い、踊ってもらいます。
・銃声を聞き、船から降りて、ワルストンたちがいる場所にやってくるシーン。
・ワルストン一味がお宝を発見し、テレビに出ているシーン。
また、踊りに興味のある生徒さん(演劇部・チア部・ダンス部など)が居ましたら、お送りする音源に合う振付を生徒さん自身で考えてもらい、海賊たちの横で踊ってもらうことも可能です。
舞台参加は希望制です。参加者が居ない場合でもお芝居として成立します。ご安心ください。
座談会やワークショップなども別枠で設けることが可能です。ぜひご検討ください。
公演までの流れ
※下見等の時期はスケジュールの都合により変動する事があります。ご了承ください。
体育館での公演の場合の舞台設置、生徒さんの着席に関して
後ろからでもよく観えるように、基本は床に座っていただいての観劇になります。(式典等との合同で行うために、椅子に座っての観劇を希望する場合はご相談ください)
「生きろ!~十五少年漂流記より~」概要 | |
上演時間 | 1時間50分(休憩なし) ※上記の時間にカーテンコール(10分程度)は含まれて おりません。 ※生徒参加がある場合、上演時間が多少長くなることが ございます。ご了承ください。 |
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出演者数 | キャスト/13名 スタッフ/3名(ホール4名) |
上演会場 | 体育館 及び ホール |
設営時間 | 体育館/4時間 ホール/4時間30分 |
撤去時間 | 1時間(体育館、ホールともに) |
原作 | ヴィクトル・ユゴー『ノートルダム・ド・パリ』 |
スタッフ | 脚本・演出・美術/市岡洋 音楽/山浦弘志 振付/近藤勇人 パフォーマンスコーディネイト/TENSHOW 殺陣/屋宜一隆 舞台美術/ジャンクランド |