好色一代女 好色一代女

公演概要

はじめに

2019年は劇団ショーマンシップ創立25周年の年です。
劇団は、新たな飛躍を求めて「地域から全国に発信する新作」を3本制作いたします。
第1弾は2月に行われました、創作現代にわか芝居「選挙でGO!~この村をもう一度センタクするバイ~」
第2弾「好色一代女」そして、第3弾ロック版唐人歌舞伎「THE NIWAKA~博多の町の芸処~」を
博多座にて上演致します。
「博多の劇団」として、全国に向けて世界に向けて恥じることない品質の作品創りを目指し
インバウンド観光の一役をも担える演出も目指してまいります。
と同時にやはり地域の観客との出会いを一つ一つ大切にする姿勢は、今後とも貫いていく所存です。
特に、第2弾「好色一代女」は劇団の黎明期の頃から取り組んできた井原西鶴作品を
オリジナルの脚本、演出で九州を代表する各世代の旬のキャストが集結して創りあげます。
劇団ショーマンシップが、全身全霊で取り組む井原西鶴作品「好色一代女」にご期待ください。

みどころ

おんなはかくもたくましく

1686年(貞享三年)に発刊された井原西鶴の長編浮世草子「好色一代女」
封建社会に生きた女性が、一般的な家庭には落ち着けず当時のあらゆる風俗を渡り歩き、年齢と共に転落していく様が
懺悔物語の形をとって描かれている。

劇団ショーマンシップでは、原作をモチーフにしながら、笑いと涙の女性の一代記として創作‼
主演は福岡の演劇シーンを牽引してきた劇団の看板女優、原岡梨絵子。
今回はコメディエンヌとしてのパワーを全開‼ これからのエンターテインメント界を背負うであろう
5人の男性キャストと共に舞台を飛び跳ねます

脚本は「好色一代男」等、井原西鶴作品は26年前から取り組んできた劇団座付き作家市岡洋。
演出は劇団座長の仲谷一志が、独特のケレン味あふれる仕掛けを企てます。

舞台から響き渡る原岡演じる主人公「おえん」の高笑いに、どうぞ、すすり泣きください。