「九州の民話めぐり」より
佐賀県民話:かんねどん『半剃りの和尚』
脚本:西条みつとし(劇団太陽マジック)  演出:仲谷一志

【あらすじ】
「かんねどん」という、その町では知らない人はいないというほどの知恵者がいました。
廿日恵比寿(はつかえびす)で賑わう町・・・。遊ぶお金が無く時間を持て余していた 若者たちの前に、かんねどんが現れ「俺くらい頭が良ければ、お金が無くても楽しく遊べるものさ」と 言ってきました。「そんなことあるものか」と若者たちは思いましたが、もし出来るなら教えて欲しいと 言ってきました。しかし、ただでは教えてくれないかんねどん。そこで、ある賭けをすることに・・・。

町一番の偉い和尚様を巻き込んでのとんち劇。最初から最後まで笑いがあふれています。 方言をたっぷり使った、どこかなつかしい民話の良さを存分にお楽しみいただけます。

廿日恵比寿(祭)の日に 祭りの日に遊ぶお金をなくしてしまった若者達は、 かんねどんから「お金がなくても遊べる」という言葉を 聞いて興味津々・・・。
「ただでは教えられない」と、かんねどん。
そこで、ある賭けをもちかけます。
これは勝ったも同然だ! 「今から半刻もすれば頭を半分剃った和尚がやってくる」と 自信満々に言うかんねどん。
しかし若者達は「格式高いお寺の和尚様がそんな事をするわけがない」と考えます。 「こん賭けはわしらの勝ちばい!」と大喜び!
和尚さまとかんね お寺にやって来たかんねどん。
ちょうど退屈していた和尚様は大喜びで招き入れます。

和尚様から美味しいお菓子をいただいて、かんねどんは上機嫌です。
なんとか半剃りに出来ないか・・・ 和尚様のダジャレを聞きながら、かんねどんは「伸びきった髪の和尚様の頭を 半分だけそる事はでいないものか」と考えます。
若者達が見たものは?! 賭けに勝った気で、かんねどんの帰りを待っていた若者達。
彼らの目の前に現れたの果たして・・・・・・。

かんねどんは和尚様に何をしたのでしょうか?!

〜九州の民話めぐりより〜 佐賀県民話:かんねどん「半剃りの和尚」概要
上演時間  約35分(休憩なし)
出演者数  キャスト/5名  スタッフ/2名
上演会場  体育館 及び ホール
設営時間  2時間(体育館) ホール(2時間〜)
撤去時間  1時間(体育館、ホールともに)
スタッフ  脚本/西条みつとし(劇団太陽マジック) 演出/仲谷一志
 音楽/山浦弘志 振付/近藤勇人
 美術/市岡洋  照明/黒江昭治  
 舞台制作/ジャンクランド
企画・制作 (有)ショーマンシップ




■公演までの流れ
    
      ※下見等の時期はスケジュールの都合により変動する事があります。ご了承ください。