「九州の民話めぐり」より
熊本県民話:彦一どん『生き傘』
脚本:市岡洋  演出:仲谷一志

【あらすじ】
"生き傘"と呼ばれる不思議な傘が彦一どんの家にあるとの噂を聞きつけた将軍さま。
その傘は雨が降ると自然に開き、雨がやむと自然と閉じるというのです。
将軍さまはどうしてもその傘が欲しくなり、大金を払って彦一どんから生き傘を譲ってもらいました。
殿さまは、雨が降るのを楽しみに待っていたのですが・・・。

彦一どんは熊本県に伝わる有名なとんちの主人公です。命が宿った傘をパントマイムで表現し、
面白可笑しく、それでいて不思議な傘の動きを堪能していただけます。

これぞ生き傘さまじゃ 彦一どんの家には代々伝わる守り神「生き傘」様がありました。
雨が降ると自然に開き、やむと閉じる・・・という「生き傘」を見て、おてもやんはビックリ仰天!
慌てて走り去り、あちこちに「生き傘」の噂をばらまいてしまいます。
・・・・・・勿論、それはとんち者の彦一どんの作戦でした。
お殿さま登場 とうとう「生き傘」の噂は、殿さまの耳にも入ってきました。
殿さまは彦一どんが持つ「生き傘」が欲しくて仕方aありあせん。「千両箱を持ってこい!」と家来に 命令すると、交換で遂に「生き傘」を手に入れます。
千両箱を手に入れた! 千両箱を抱えて喜ぶ彦一どん。「やっぱりとんち(知恵)は自分のために使わな・・・・」
そんな風に考える彦一どんですが・・・さて、そう上手くいくのやら?????
しまった!バレた! 動かない「生き傘」にヤキモキするお殿さま。もしや騙された!?・・・と思い、彦一どん問いつめると 「生き傘様が飢え死にしている・・・」と泣き出します。可愛そうに思ったお殿さまは、またもや千両箱を取り出し、詫びの言葉を 伝えます。
ところが、そこに八代屋のお松さんが現れて状況は意外な方向へ・・・・・
やっぱりとんちは人のために・・・ やっぱりとんち(知恵)は人のために使ってこそ役に立つ!
お灸をすえられた彦一は、少し動いた傘にも驚きを隠せません。

〜九州の民話めぐりより〜 熊本県民話:彦一どん「生き傘」概要
上演時間  約30分(休憩なし)
出演者数  キャスト/5名  スタッフ/2名
上演会場  体育館 及び ホール
設営時間  2時間(体育館) ホール(2時間〜)
撤去時間  1時間(体育館、ホールともに)
スタッフ  脚本/市岡洋 演出/仲谷一志
 音楽/山浦弘志 ダンス指導/近藤勇人
 パントマイム指導/TEN-SHO  照明/黒江昭治  
 舞台制作/ジャンクランド
企画・制作 (有)ショーマンシップ



■公演までの流れ
    
      ※下見等の時期はスケジュールの都合により変動する事があります。ご了承ください。