福岡市中央区唐人町商店街の中にある『甘棠館show劇場』は、設立から18年間、併設する「カルチャーホール」と共に 数多くの劇団や創造団体が利用し、沢山の作品を生み出し商店街の活性化の一躍を担ってきました。 しかしながら「施設の老朽化」や「時代と共に移り変わる商店街を取り巻く環境」の中で、その存在が危ぶまれていました。 そこで私たちは「甘棠館show劇場」を「歴史と文化の情報発信施設」として再建・リニューアルし、新たなる物語を紡いで いきます。 題して、「甘棠館・金印物語」です。 魅力あふれる劇場づくりから始まる物語の1ページ目をあなたと一緒にめくることが出来たら幸いです。 ▼このプロジェクトで実現したいこと 魅力的な商店街づくりのための「甘棠館Show劇場」の再建・リニューアルです。 唐人町商店街をもっと利用し、楽しんでもらえる場所にするために次のプロジェクトを計画しています。 @環境を考える 設備(主に音響設備、照明設備)を一新、また客席等の設備を自在なイベント・演出に対応可能に整え、 利用者、 来場者に対して、より良い鑑賞環境を整える。将来的には、施設や商店街のアーケード内も利 用した「アジア演劇祭」や「国際インプロフェスティバル」等を行える劇場環境を整えたい。 A外国人観光客向けに地域の歴史を発信 ロビー部分、外壁部分を改装し、福岡の歴史甘棠館の歴史、地域文化資源(博多織、博多人形、博多仁和加)や 商店街情報、等を常設展示。 イベント告知も行い、日常的に一般開放する。その際、外国人観光客が理解できる多言語、表記も併せて行う。 また「商店街の各店舗」の訪日外国人観光客向けの商品情報を発信できるスペースの設置も併せて行い外国人 観光客の消費を喚起させる B各種イベントを世界的に配信 「甘棠館Show劇場」での地域文化資源を活かした「地域の歴史物語の演劇」やイベントは、外国語表記の字幕付きで ネット配信できる環境を整える。 (外国人観光客が求める日本のアニメや漫画等のサブカルイベントも併せて配信)配信機能を持つことで来福前の 期待感を促し、「ライブで直接、体験したい」という思いを満たす。 Cモノだけでなくコト消費を実現 「カルチャーホール」では「博多仁和加教室」や「博多織」「博多人形」の勉強会、商店街の各店舗の「町ゼミ」なども 企画し体験イベントでの「コト消費」を促す。 外国人観光客向けの「和装体験」での練り歩きや撮影会なども企画。 D立地を活かす ヤフオクドームの近隣である特性を生かし、積極的にホークス応援イベントを行う。 E金印プロジェクト 「金印饅頭」や「金印焼(たこ焼き)」「金印から揚げ」「金印パン」等々を各店舗で次々に企画制作する。 中国人、韓国人、タイ人、日本人の多国籍アイドル「KCJ(仮)」をオーデションで発掘。訪日外交人のガイド的な役割 から始まり、ファンの獲得も目指す。 同じくこのプロジェクトのランドマークとして現在、その場所の問題で設置されていない 博多人形師中村信喬氏に よって制作された「唐神さん」を劇場前の共有スペースに設置する。 |